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オンラインノベルRPG“螺旋特急ロストレイル”で活動中のPLブログですよー。
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Posted by - 2024.05.03,Fri
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Posted by 柊木 - 2009.05.09,Sat
ようやく、上記タイトルの入っている映画を観たのですが。
前の記事で選択は柊木の直感だと書きましたが、突き詰めて行くと、彼の感じた違和感は別の場所にあるんですよね。 あの映画を見て、背後は柊木の選択に「ああなるほど」と納得しました。
選択の場でのあの発言は、あくまでも行動を起こす理由づけ、なのかも知れません。

柊木にとって、美原のぞみを永遠に眠らせる選択肢は論外。
永遠に朽ち果てぬ少女の屍を見ながら仮初の楽土で生き長らえるのは、彼の本意ではありません。

組織に準ずる者の立場で言えば、そもそもの原因であるリオネを殺し「被害を最小限に留める」という選択が最も理に適っています。
映画の中で同じ選択を迫られたならば、柊木は迷わず「2」を選択したでしょう。
ですが、一銀幕市民としては「過ちを犯した者は命を持って償え」とは口が裂けても言えない。
例え彼女が人間とは理を異にする神であったとしても、年端もいかない幼子を自分たちの都合で殺して良い理由はない、という考えです。
柊木は「リオネが死を覚悟してると言うより、覚悟させられているという気がしてならない」らしいんですよね。
神将達に「お前に残された道はこれ(死んで償う)しかない」と言い含められたんじゃないかと。
……弱い立場の子供は大人にそう言われたら、それに従うことしかできないんですよ。リオネに自分は罪を犯したという自覚があるなら尚更なんじゃないでしょうかね。

もちろん、リオネを殺す選択肢を選んだスターが自らの死も厭わないだろうことも、ファンが永遠に罪悪感を抱えて生きる覚悟を持っているだろう事も承知の上です。
それでも柊木にとっては剣を取るという選択は承服できない。
神に提示された選択を選んで「これで良かったんだ」と自分の心を欺瞞して生きて行くよりも、最後まで足掻いた方が良いという考えです。
マスティマを倒す為に、柊木は銀幕市民に対して協力を惜しまないでしょう。

ちなみに原も同じ理由です。
彼も国家という組織に所属していましたから、思考パターンは似るのでは、と。
柊木のように明確に自覚している訳ではないけれど、なんとなく釈然としないんだろうと思われます。

※上記の意見は、柊木と原、両名の見解であり、他の参加者及びPCの選択に異議を唱えるものではありません。悪しからず。
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自己紹介

名前:
柊木 新生
性別:
男性
年齢:
48歳
生年月日:
01月05日

詳しくはこちらを見てねー

◎上記イラストは、オンラインノベルRPG『螺旋特急ロストレイル』の世界観にもとづき、作成されたものです。
著作権は IL晏嬰 亮 にあります。
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